あうだうだ、とWindows7でDTM、のお話
外から聞こえてくる近所の子供の「あうだうだ」という半笑いの叫び声が頭から離れない干瓢です。
子供の頃は僕も「意味はないけど光り輝く」ような奇天烈な単語をよく連呼したものです。「タックッタックラー」とか。謎すぎて反応しようがないですよね。そこのきみ、あんまり叫んでると干瓢にハードコアミックスされちゃうよ・・・!
前回の日記の音楽。無事完成しました。協力いただいた方々にはとても感謝してまっす。やすもっかなぁ、とか嘆いていましたが、会社には普通に行きました。
ここのところ寒暖の差が激しいっていうのもあるのか、妙に風邪っぽいし、ちょっと体調管理には気をつけないといけませんね。ハラマキハラマキ。
>毎日音楽聞かせてもらってます。 干瓢さんのアレンジに吸い込まれるような魅力を感じました。
ありがとうございます。吸い込まれすぎには注意しましょう。
>どストライクでしたwこれからも頑張ってください
超がんばりますね!
>死体旅行聞きました!「にゃーにゃー」ってのに癒されます。聞いていて楽しいです。
僕もニャンニャンしたいんです。
>干
ぴょう
TechNetを購読したので、
Windows 7 を入れてみることにしました。
巷ではベンチマークとか、外観や機能の変化などが色々なところでレビューされているのですが、僕は音楽(DTM)をする上で7ってどんな感じっすかね?みたいなのを、主に互換性とかをこっそり評価してみることにしました。また発売日は先でアンオフィシャルなため、傾向ということで。
長いので以下から。
まずOSインストールですが、VISTAからのアップグレードインストールが失敗するため、クリーンインストールしました。ドライバを消してみたり、周辺機器をすべて外してみたり、いろいろ試行錯誤してみたものの、だめでした。かなり使い古したVISTA環境だと、失敗する可能性も高そうです。
巷ではアップグレード権付きVISTAと言う形態で販売されていたりするのですが、どうなんでしょう・・・^^;
エクスペリエンスインデックスのスコア。VISTAでは全項目5.9だったのですが、7においては、7.9中、CPU、メモリが7.3、グラフィック、ディスクパフォーマンスが7.2となりました。
Core 2 Extreme QX9650 3.16G、DDR2-800 8G(デュアルチャンネル)、GeForce GTX260、インテルSSD(MLC) 80Gと言う構成。ソフトシンセを動かす上でボトルネックはまずありません。
起動直後の状態。常駐アプリを色々入れてメモリの使用量は約1Gくらい。VISTAの頃はこの時点で1.5Gくらい喰っていたので、かなり軽くなっている感じ。CPU使用率もかなり穏やか。
というわけで、色々入れてみた結果まとめ。
★ハードウェアドライバ
現時点では正式に音楽機器のドライバは公開されていないため、発売日以降のメーカー待ち、と言うことになります。僕の手持ちの機器もWindowsUpdate上でドライバは対応していませんでした。が、
メーカーで公開されているVISTA用ドライバが普通に入ってしまいました。普通に入れようとすると「未対応のOS」という警告が表示されインストールできませんが、互換モードをVISTAに変えてやることですんなり入ってしまいました。
動作も普通に安定して使えています。認識も正常だし、バッファ切れ等を起こすようなこともなし。とはいえ正式には対応していないので、発売後公開される(であろう)7用にチューニングされたドライバを待った方がいいですね。
★ソフトウェア
結論から言ってしまうと、VISTAで動くものは7でも動く、です。オワタ。開発途上、サポート中のソフトウェアは問題なく7に対応すると思いますが、もう過去の産物となってしまっているソフトウェアが動くかどうか、というのは凄く気になるところ。
★シーケンサー類
○FL Studio 7 XXL ・・・巷ではバージョン9のリリースが騒がれているFL Studio。普通にインストールでき、動作も問題なし。
○Music Studio independence v1.24 ・・・問題なく起動、動作。
○Domino v1.28 ・・・起動。MIDIデバイスを指定しMIDIを再生して問題なし。
○ASIO 4 ALL v2.6 ・・・普通に認識し、出音も良好。
★周辺ソフト(問題なかったもの挙列)
○Sound Engine v4.50、○午後のこ〜だ v3.13a、○MIX 88 v2.000 R2、○SD-80 Editor v1.04、○SonicCell Editor v1.00/v1.20、○Melodyne3 CRE8 v3.2.2.0、○VOCALOID2 Editor v2.0.12.0、○KbMedia Player 2.42beta11.2008.0629、○SofTalk v1.66
○4Font Piano類、○ABL2、○Atomosphere、○Crystal SoftSynth、○D'cota、○D-Pro、○Delay Lama、○Earth Synth、○EZ-Drummer、○Famisynth、○FM7、○Free Amp SE、○Frequatic、○LegacyCell、○magical8bitPlug、○MS-20、○nanoog、○Peach、○Poizone(demo)、○Polysix、○Pro-53、○Quadra、○SUPERWAVE P8、○Synth1、○Torilogy、○Vanguard、○VOCALOID、○W1 Limiter、○Wavestation
▲ちょっと挙動が怪しい(VISTAと同様)
△Hypersonic ・・・動くことは動く、けどなんかつっかかる。
ついでに、
×XPからVISTA、7に上げるとご臨終ソフト
×SuperQuartet ・・・インストール不能(レジストリエラーが出る)
×Orchestral ・・・上記
×Hypersonic 2 ・・・正式に対応しないというコメント
と言うような結果になりました。7はVISTAのマイナーバージョンアップ、とは言われますが、ここまですんなり動いてしまうとちょっと拍子抜けしてしまいますね。
結果としてはすべてを網羅していないにせよ、問題なく移行できる互換性を持っているのではないか、と思います。