Wanna Be Free!!

2009年です。今年もよろしくお願いします。



さてさて、11日の話ですが音楽仲間で新年会をやりました。詳細は後述。で、そのとき何気なく「ボイスパーカッション」の話をしたのですが、なんと今回のメンバーであるrana君はボイパができる事が発覚。
ranaドラム デモ(MP3)
録音した音を貰ってデモっぽいのを作ってみました。リズムは全てボイパ、もしくはそれを加工した物を使っています。普通に今後も使うと思います(笑)。紫しょk。


【鏡音リン】カミツレ!【オリジナル曲】 - ニコニコ動画
カミツレ!(MP3)
今年一発目の曲は明るくて前向きな曲にしようという事で、鏡音リンさんに歌って貰いました。カミツレとは花の名前です。




明るくて前向き、でちょっと思い出したので真面目な話。ここから。
「この場面、このテーマに合うようなBGMを作ってください(もしくは作ろう)」というフラグが立ったとします。それは自発的、他人様からの依頼様々な時においてよくあるフラグです。じゃあここに合うBGMってなんぞや?って自分なりに考えて取り組むと思います。
私はある曲に凄く感銘というか、衝撃を受けた事があるんですよね。

ラグナロクオンラインというMMORPGのBGMに「Wanna Be Free!!」という曲があります。
YouTube
この曲なんの曲だとおもいます?実は「GvGフィールドに流れる曲」なのです。GvGというのは「Guild VS Guild」の略。PvP(プレイヤー同士の対戦(殺し合い))と同じように「ギルドとギルドが城を手中に収めるために争い合う」事です。
私がGvGの曲を作るとしたら「緊迫感のあるオーケストラ」とか、「戦いを象徴するようなヘビーロック」というような、「GvGが行われていると言う光景をかき立てたり、それが直感的にわかるような曲」を作る頭しか持っていませんでした。ところがどっこい、この曲は聴けばわかるのですが、まず曲単体として「GvG」が浮かぶような曲ではないです。凄く前向きで希望に満ちあふれた曲なんですよね。
そこで私は鳥肌が立ってしまいました(今でも立ちます)。
深い仲間との絆であったり、単なる戦いではなく、そこには「協力があった」という仲間感。みんなで走って城を走る感。引退した人やゲームを知っている人だったら、曲を聴いたときに「GvGしたなー」と思い浮かんだりすると思うのですが、そこには「戦った」ではなく「協力した、仲間がいて楽しかった」というような想いをかき立てさせるような曲調なんですよね。それを敢えて「GvGのBGMに持ってこれる」という発想がありえない、と思い衝撃を受けた事があります。
曲作りに困ったときとか、コンセプトが浮かばないスラ気味な時期もそうですが、何より長期的なスパンで音楽作りを見たときに、「なんのために音楽を作るのか」という意味でそこに「無数ある答えの中の一つ」を見たような気がしてならなかったです。音楽は妄想だなんて私はふざけ半分に言うんですけど、音楽は技術だけでは作れないと実感させられる曲の一つでした。
昨年は色々曲を作りましたが、今年は「少なくても濃い」1年にしたいなと思ったり。



最後に11日新年会の模様。

深夜でも最高、納豆と豆腐持っても最高のrana君。仮想化技術キタコレ。


朝方ジンジャー君(左)とJ-Poper君(右)はぐったりしてます。G-Poper、IN-Poperとか名誉ある名前を命名されたり。やめて!もうJ氏のライフはとっくに0よ!

ほかにもSaphiruさん、Piroさんもいたのですが、写真を取り逃してしまいました。私暴れすぎで我を忘れてました。