ハイパフォーマンスと省電力

最近は省電力重視の干瓢です。




2作目作りました。前回の日記では思いっきりタイトルミスってました。あるある。



CEATEC JAPAN 2008に会社の業務として行ってきました。CEATECというのはITやエレクトロニクス系の展示会で、毎年幕張で行われています。エレクトロニクス系はマニアックな先進技術が拝めたりして結構面白いですよ。
写真は大量に撮ったんですが、とても紹介しきれないので特に気になったもの。





コンセントでネットに繋ぐPLC、次世代携帯電話、様々なディスプレイ事業、DCバイアス特性が変わらないコンデンサとか、不揮発性メモリ(電源落としても記録が消えないメモリ)の今後の展望とか、なかなか興味深い技術てんこ盛りでした。結構話題になってた村田セイコちゃんは見られませんでした。
というか、エレクトロニクス系のブースは知り合いが結構いたっていうのと、技術的な質問を投げられたりしてゆっくり見られませんでした。テクトロニクスのブースでスペアナを見物してたら、技術員の方が「普段は何G(Hzの周波数)あたりを扱われるんですか?」なんて聞いてくるんですよね。I2CとかUARTといったMレベルのクロックしか見たことがない私は、なんか取り残されてる感(桁が違う的な意味で)を感じてしまったのと、何か見栄張りたい気持ちが交錯して上手く答えられずww。うっははええww



またファイルサーバー・プリンタサーバー用PCを作りました。今まで使っていたあり合わせパーツ構成のサーバー用キューブPCの消費電力を測定してみたら、アイドルで100Wとかエライ電気を食っていたので、ちゃんとしたものを作ろうと思い立ったのがきっかけ。
今回はMini-ITXのデュアルAtomマザーを使用して、とことん省電力に挑戦。なんかできてみれば手提げで持ってけるんじゃないかってくらい小さい。こりゃ凄いMini-ITX。「マザー、電源付きケース、メモリ2G、HDD1.32Tバイト、外付DVDマルチ、OS、RB用フラッシュメモリ」全部で6万円強で作りました。意外と安上がりです。ちなみに消費電力は約50W強でした。約半分。
拡張性とゲーム的なグラフィック性能は結構厳しいのですが、2G積んでるのでVistaが重くなることもあまりなく、大体の作業はスムーズにこなせます。デュアルAtomが4スレッド扱えることやSSE対応な事もあって、エンコードとかも意外と速い。USB端子も最大で8ポートくらい使えるので、音楽制作専用としての用途も視野に入るかもしれません。現在はHDDも1テラが1万円以内で買えるので、サーバー用途としては十分すぎる環境ですね。いい時代になったもんだ。